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 このブログには、趣味で書いた小説を載せています。

 

■自作小説・その都市伝説を殺せ

 

□あらすじ

 

 主人公・藤村和義は、突如霊能に目覚めた。
 幼馴染みの渡瀬早紀や親友の篠原一馬に導かれ、彼は現実世界とは違う[異界]に足を踏入れていく。

 街に溢れ返る噂や、超自然を作り出す人々の念、目を背けてきた過去の記憶が集約され、黒い化け物が生まれてしまう。
 今、その化け物『その都市伝説を殺せ』が、少年の魂に手を伸ばそうとしていた…。

 バトル系の少年漫画や、ライトノベルを意識して書きました。この作品は小説投稿サイトに掲載されているものと、全く同じ内容です。

 

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その都市伝説を殺せ 第三章

 

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□二十一話

 

 自身に迫ってきたものを、両手で押し退けている。そのように見える姿勢で、和義は目を覚ました。慌てて辺りを確認するが、黒い化け物も自分の生き写しも見当たらない。
(夢見が悪かっただけだ)
 そう自分に言い聞かせて、落ち着こうとした。しかし、自宅周辺から感じる異様な気配が、新たな動揺を生んでしまう。感知した霊力は二つで、どちらも祖母の姿形をした亡霊とは違う気配だった。
「一体何なんだよ!!」
 怒鳴り気味に言い放つと、急いで達也に電話をかけた。

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その都市伝説を殺せ 第二章

 

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□八話

 

 薄暮の寂しげな夕陽が、人気の少なくなった校舎を包み込んでいる。時折響く部活動の物音や声だけが、生徒の存在を確認させた。ただ、そうした喧噪すらも段々と消えていくので、学校が眠りつつあるようだと和義は思った。

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その都市伝説を殺せ 第一章

 

□あらすじ

 

 主人公・藤村和義は、突如霊能に目覚めた。
 幼馴染みの渡瀬早紀や親友の篠原一馬に導かれ、彼は現実世界とは違う[異界]に足を踏入れていく。

 街に溢れ返る噂や、超自然を作り出す人々の念、目を背けてきた過去の記憶が集約され、黒い化け物が生まれてしまう。
 今、その化け物『その都市伝説を殺せ』が、少年の魂に手を伸ばそうとしていた…。

 

 バトル系の少年漫画や、ライトノベルを意識して書きました。この作品は小説投稿サイトに掲載されているものと、全く同じ内容です。

 

 

 

その都市伝説を殺せ 

 

 

 

□一話

 

 変化は、突然訪れた。
眠気を誘う陽光の下、授業を受けていた生徒達の誰もが、(このまま何も考えずに眠ってしまえれば、どれほど幸せだろうか)と思っていた。
 この春に高校生となった藤村和義もその中の一人で、夢と現実との狭間を行き来しながら、瞼にかかる重圧と戦っている。その閉じ掛かった視界の端に何かを捉えても、最初の内は感情が動かなかった。だが、その[何か]が迫りくるにつれて、段々と意識を向け始める。

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